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JFシアター(9月) テーマ:恐怖

 

 

2019 年 9 月 6 日(金)

『怖がる人々』 1994年 118分 監督:和田誠

・出演:真田広之、原田美枝子、佐野史郎、熊谷真実、杉本哲太 他

 

″恐怖″をテーマに、奇妙でユーモラスな怖い世界を映画化した5話のオムニバス。

第一話「箱の中」深夜、マンションに帰ってきた男はエレベーターで美女と乗り合わせる。エレベーターは動き出した途端、停止してしまうが…。第二話「吉備津の釜」無職の悦子は職探しているが、なかなか上手くいかない。そんな時、ふとしたきっかけで知り合った初江に職を世話してもらうが…。第三話「乗越駅の刑罰」小説家の入江又造は七年ぶりに里帰り、乗越駅にやってくる。無人と思い切符を出さずに改札口を抜けようとしたところに、駅員に呼び止められるが…。第四話「火焔つつじ」呉服の行商をしている重助は土砂降りの雨の駅で出会った女・すみと宿に空き部屋がないため、一夜を過ごすことになるが…。第五話「五郎八航空」無人島に取材に出かけた記者・佐々木とカメラマン旗山は突然の豪雨に遭い堀立小屋に逃げ込む。そこにいた農夫に不定期の航空便があると聞いた2人はそれに乗ることになるが…。

 


 

 

2019 年 9 月 13 日(金)

『学校の怪談』 1995年 100分 監督:平山秀幸

・出演:野村宏仲、遠山真澄、熱田一、米澤史織、塚田純一郎、町田耕平、町田昇平、岡本綾、

笹野高史、余貴美子

 

どこの小学校にも、ひとつはある怪談話。子供たちの間で秘かなブームを呼んでいるそれらの話をベースに、お化けが出ると噂される旧校舎に迷い込んだ先生と生徒たちの一夜の恐怖の体験を描く。

 

いよいよ明日から夏休みという一学期の終業式の午後、2年生の美夏は絵の具を教室に忘れ、一人学校へ取りに戻った。美夏が道具箱を取って帰ろうとすると、サッカーボールがまるで美夏を誘うように旧校舎へと導いて行くのだった。その木造の旧校舎はすでに取り壊しが決定して立入禁止となっていて、しかもお化けか出ると噂されていた。美夏はそこの女子トイレで何者かに襲われてしまい…。

 


 

 

 

2019 年 9 月 20 日(金)

『雨月物語』 1953年 97分 監督:溝口健二

・出演:京マチ子、森雅之、田中絹代、小沢栄、水戸光子、青山杉作

 

原作は上田秋成の怪奇文学「雨月物語」の中の『蛇性の婬』と『浅茅ヶ宿』の二篇に、モーパッサンの『勲章』を付け加え、川口松太郎が小説として《オール読物》に発表したものをさらに脚本化している。町に出かけた陶工が女の虜となって月日を過ごし、ふと気がついて家へ戻った時迎えてくれた妻は亡霊であったというのが『浅茅ヶ宿』、美しい女の虜となって享楽の日々を過ごすが、実は人を喰い殺す怨霊だったというのが『蛇性の婬』、そして立身出世に目の眩んだ男が、女郎に落ちぶれた妻と再会して悔いる話しが『勲章』である。前作「西鶴一代女」で見られた無常観や仏教による主人公の救済観といったものが、この作品の中でも二人の女が亡霊となって現われ、一方は男の不誠実さを呪い、一方は男の愚かな行動をやさしく諭すといった趣向である。

 


 

 

 

2019 年 9 月 27 日(金)

『居酒屋ゆうれい』 1994年 110分 監督:渡邊孝好

・出演:萩原健一、山口智子、室井滋、三宅裕司、西島秀俊 他

 

街のはずれにある小さな居酒屋を舞台に、主人と新妻、ユーレイとなった前の妻が繰り広げる恋を描くコメディ。居酒屋「かづさ屋」の主人・壮太郎は妻・しず子が息を引き取る前に、決して再婚はしないと約束したにも関わらず、兄の豊造夫婦の強引な勧めで見合いをした相手の里子と一緒になってしまった。それを恨んだ幽霊・しず子はあの世から戻ってくるや、壮太郎を問い詰めるが、里子を諦められない壮太郎。彼をめぐって、この世の女とあの世の女が壮絶な戦いを繰り広げることとなり、「かづさ屋」は壊滅状態になってしまうが…。

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