Japan Foundation Bangkok

所長挨拶

サワディ・クラップ、みなさん、こんにちは。

かつてアシスタント・ディレクターとして従事(1999年~2004年)した国際交流基金バンコク日本文化センターに、この度、再び勤務することとなり、タイに戻って来られたことを大変嬉しく思っております。

ちょうど干支が一巡する12年、タイから離れていたこともあって、戻ってきたといっても気分は新参者。タイ語を学び直し、タイの文化芸術に浸る日々をしっかり作って、タイの素晴らしい社会とコミュニティに受け入れてもらえるように再び努力をしなければならないと感じています。

タイの「現代性」は、不在のあいだに、大きく変わったようで、気鋭のアーティストやクリエーター、研究者の方々の作品や成果物にすぐれて現われているようです。それらの変化に、そしてタイの活力ある現代性に、同時代的な感覚をもって理解し、共感できるように、これから、演劇、ダンス、映画、音楽、文学、アート、デザイン、ファッション、伝統文化など、たくさんのタイの文化芸術に触れていきたいと思います。そしてお返しに、一人でも多くのタイの方々に、日本の気鋭の文化芸術やインスピレーションに富んだアイデアなどを様々な事業を通じて紹介していけたらと思います。

文化芸術だけでなく、日本語教育、日本研究の分野で新たな事業を展開することもやっていけたらと考える仕事の一つです。タイ人の日本観光ブームは、この分野での私たちの仕事の追い風になっています。様々な機関と連携しながら、日本研究者、日本語専門家、日本語パートナーズとともに、日本語に、日本研究に関心のある方々に効果的な支援とサービスの提供を心がけていく所存です。

文化面における日タイ両国のますますの交流促進の一端に携わるなかで、皆様とお会いする機会があることを楽しみにしております。

2016年4月
国際交流基金バンコク日本文化センター
所長 吉岡憲彦